【ストーリー】
サムは自分の名前もわからず地下鉄で意識を取り戻し混乱していた。
警察には指名手配犯として拘束されそうになり、辛くも逃げ延びる。
サムはポケットに入っていたショップカードのレストランへ辿り着き、
逃げ込んだトイレでノートを発見する。
そこには「これを読んでいる君が、このノートを読むべき正しい人であってほしい。
僕は自分の記憶がなくなる前に、このノートを書いている。
右の頬骨に金属プレートが入っていたら、君は僕なんだ。」から始まる
走り書きが残されていた。サムは同じく記憶を失くして警察に追われている
少女ララと出会い、自分たちが置かれている状況を理解しようと奔走する。
ノートを読み進めていくうちに、コーポレーションX社という青少年更生施設と、
X社が扱うリハビリプログラムの存在が浮かび上がってきて――。
【作品ポイント】
ドイツ人作家ベルンハルト・シュリンクの世界的ベストセラー『朗読者』を
『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』のスティーヴン・ダルドリー監督が映画化した
『愛を読むひと』で、ケイト・ウィンスレットと共演し鮮烈なデビューを飾った
デヴィッド・クロスが、記憶を失くした男を演じる。
【スタッフ】
監督:オズギュル・ユルドゥルム
制作:Hamster Films, Hands-on Producers
【キャスト】(吹替版)
サム(7号)…デヴィッド・クロス(畠山豪介)
ララ(8号)…エミリア・シューレ(高橋佳那子)
ルイス(6号)…ベン・ムンソー(相樂真太郎)
フレーダーセン…イェルク・ハルトマン(菊池康弘)
イザーク…イェンス・ハーザー(入倉敬介)